NTT東日本 フレッツ光 公衆無線LAN 月額200円の衝撃

2010年5月25日 日経新聞「月200円で公衆無線LAN NTT東が業界最安値」

  • NTT東日本は6月にも飲食店や駅で高速インターネットに接続できる公衆無線LANサービスの価格を大幅に引き下げる。これまで光ファイバー回線「フレッツ光」契約者に月800円で提供してきたが、業界最安値の200円にする。
  • 小型モバイルルータを月300円でレンタルする。
  • 公衆無線LANを利用できるエリアも拡大する。これまで飲食店や地下鉄の駅、空港など9100カ所で接続できたが、JR東海東海道新幹線「N700系」の車内でも利用できるようにする。
  • KDDIは6月2日からデータ通信の利用者向けに公衆無線LANの利用料を月1500円から300円に値下げする。
  • ソフトバンクは「iPhone」利用者向けに、月490円で提供していた公衆無線LANサービスを現在は無料で提供。接続できる場所も1、2年後に現在の約4倍の1万8000カ所に拡大する計画。


iPadiPhone以外にも無線LAN機能が搭載された携帯電話端末が増えており、パケット通信料金を節約したい利用者に公衆無線LAN+モバイルルーターのサービスで売り込みたいのだろう。

また、公衆無線LANが限りなくフリーに近づくことで、スマートフォンの爆発的普及を後押しし、ますます成長することが予想される。