最高益を見込む企業(マルちゃん、丸亀製麺所など)
2010/02/04 日本経済新聞
■新興国など海外需要を取り込む
ユニ・チャーム(日用品)
経常利益420億円 増益率33%
中国、東南アジアで子供用紙おむつの需要が伸びる
東洋水産(即席めん)
310億円 16%
高シェアのメキシコを中心に北米で即席めんの販売が伸びる。
*ベトナムを中心としたインドシナのエースコックも有名。
フォスター電機(スピーカー)
87億円 3.9倍
米アップル向けヘッドフォンや、韓国メーカーの自動車用スピーカーなど販路拡大
日本車両製造(鉄道車両)
67億円 2.1倍
技術が評価され、台湾向け地下鉄車両など新興市場で出荷増
■内需企業
ハマキョウレックス(物流受託)
45億円 14%
コスト削減に取り組む企業の物流業務を一括受託
荷物の保管から仕分け、配送までを顧客企業から一括受託する浜松市の物流企業。物流部門を外部委託し経費を抑制したい企業の需要が高まっている。
ベネフィット・ワン(福利厚生代行)
25億 4%
官公庁や企業から受託した代行サービスが堅調
福利厚生の代行を手掛け、保養所など福利厚生を削減する企業が主な顧客。企業の従業員向けにスポーツ施設や宿泊施設を紹介するサービスが堅調。財政悪化で福利厚生の見直しに動く官公庁の受注も拡大している。
トリドール(外食)
44億 64%
「丸亀製麺所」うどんチェーンが人気
エムスリー(医療関連サイト)
48億 15%
従来製薬会社のMRと面会して集めていた医薬品情報をネットで得られる利便性
シンプレクス・テクノロジー(金融関連システム)
30億 21%
高速スピードの外国為替証拠金取引(FX)関連のシステム受注拡大