携帯で自動翻訳

2010年2月3日 日経
翻訳ソフト開発のイチベル(横浜市)は米アップルの携帯電話iPhone向けに音声翻訳ソフトの配信を始めた。
http://www.ichibel.com/
ソフトの価格は3200円。翻訳ソフトのりょりに外部サーバを利用しないのが特徴で、ソフトを組み込んでおけば、携帯の通信機能が使えない場所でも利用できる。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0130&f=it_0130_006.shtml
いろいろな日本語で試してみましたが、静かな場所ではっきりと発音することでかなり高い精度で認識されました。もしかしたら旅行関係で良く使うフレーズには強いのかもしれません。あえて気になった点をあげると、若干アプリ起動時間が長く感じる場合があったことです。
しかしながら、最大の特徴であるサーバにアクセスせずアプリ内で完結できるのは、ローミングサービスを使わずに通信料がかからないということで利用者にとって大変助かるところです。

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http://d.hatena.ne.jp/reds-suppo/20100105にもありますが、
「数字と数字と掛け合わせる能力などは昔より必要がなくなっているはずだ。昔は計算が速い、正確であることは学力のひとつでだった。また文字が正確に書ける能力も、昔ほど必要がなくなってきている。今はまだ、語学がわりと学力の重要な位置にあるが、翻訳機が普及すればその能力もやがては重要ではなくなってくるだろうもちろんだからといってこれらの能力が無意味というわけではない。例えば速く走る能力や、長距離を走れる能力は、昔はそれだけで重宝がられ、ある分野の職業には絶対的に有利な条件でした。郵便配達も宅配便も、仕事にバイクや自動車を使い不要になった。よって、足の速さよりも運転免許の方が重宝がられる。いろいろな分野にコンピュータが導入され、人間が行う作業はとても楽になったので、人間に求められる能力は、キチンと気配りができる、次にどんなトラブルが起きるか予想できる、というような機械では思いつけないような、発想、着眼、想像ではないか。」
という時代が近付いているのかもしれません。