福島学院大学〜定員割れ大学を入学式報道から探ろう(13)
希望胸に“新たな一歩” 県内3大学で入学式(福島民友ニュース)
福島学院大は福島市で行った。入学生は544人で、内訳は福祉学部84人、短期大学部451人、大学院9人。阿部正学長が入学を許可し、「知識や技能の習得のみならず、真心を体得して実践してほしい」とあいさつした。
入学定員 | 入学者数 | 充足率 | |
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福祉学部 | 100人 | 84人 | 84% |
そんなに悪くはないですが、やはり定員割れでした。
入学定員 | 入学者数 | 充足率 | |
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短大 | 400人 | 451人 | 113% |
地方はやはり短大のほうがニーズがあるようですね。
この大学は福島駅で潰れたデパートを再利用して駅前キャンパスとして利用しているようです。にぎわいのある街づくり事例
地方都市では、イオンなどショッピングモールが郊外化して、ターミナル駅前から百貨店などが撤退し、人の流れが変わり、中小店舗がつぶれて、シャッター通りになるという悪循環。
これを打開すべく学生を中心街に戻ってもらうという試みだそうです。
大学側としても駅前キャンパスというのは売りになるでしょうし。