iPad配布でアピール(2)大谷大学

iPad無償配布で売名行為?名古屋文理大学 - TK独り言に続いて、京都の大谷大学iPadを導入という話。

学は楽、情報学科全学生にiPad配布…大谷大 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
大谷大(京都市)は2日、文学部人文情報学科の1〜4年の全学生約480人と教員約20人に、米・アップル社の情報端末「iPad(アイパッド)」を無料配布し、来年度から講義で使うと発表した。


学科の学生全員への配布は全国で初めてという。


同学科のマルチメディア論や著作権学習、ディベート実習などの講義で、テキストとして使う電子書籍を画面上に表示。古文書や仏教絵画などを所蔵する同大学博物館のデジタルミュージアムも見ることができ、卒業論文作成にも使う。


学科全員に配布というのが全国初だそうです。
名古屋文理大学は来年度入学生に配布でした。


大谷大学は大学名から分かるとおり、東本願寺系の大学です。
基本的にはお坊さん養成大学と思っていましたが、近年は西本願寺系の龍谷大学を目指して?、一般学生の受け入れを強化しているようです。
そんな中でiPad導入は客寄せパンダですね。


名古屋文理大学ipad導入の記事(http://d.hatena.ne.jp/reds-suppo/20100529/1275099592)

あくまでアップル・iPadの名を借りて、ただ機器を無償配布して、その機器を使って授業するだけですから、本来は当該大学が何か事を成したわけではありません。

が、虎の威を借りてはいるが、「何か最新のことをやっているような」イメージを得て、受験生などの評価を高めようという算段ですね。

名古屋文理大学というのを初めて聞く人にもアピールになります。

作戦勝ちです。

と同じ戦略でしょう。


でも最初は客寄せパンダだったとしても、学生が情報システムに興味を持ってくれる契機となって、
未来にiPadを超えるものを生み出す力になってくれればいいですね。