iPadでアピール(5)名古屋商科大学

iPadでアピール(4)武蔵野学院大学 - TK独り言の続編。


名古屋商科大学です。

大学教育のツールとして「iPad」を採用決定|名古屋商科大学
名古屋商科大学(愛知県日進市野木町三ヶ峯、学長:栗本 宏)は、平成23年4月に入学する新入生全員を対象に「MacBook」を無償譲渡し、さらに希望者には「iPad」を特別価格で提供するプログラムをスタートします。また、今年度には数十台のiPadを導入し、情報センター(図書館)における学習支援および全学的な学生指導等で活用します。(中略)

携帯性・操作性に優れた「iPad」は、IT化された本学の教育サポートシステムをさらに有効に使いこなすツールとして大きな可能性を秘めており、こうしたネットワークサービスの活用のみならず、今後増えることが予想される電子書籍の導入や本学独自のアプリケーション開発等により従来の講義・学習スタイルや学生指導のあり方に大きな変革をもたらしてくれるものと期待しております。

名古屋商科大学は、コミュニケーション学部、商学部、経済学部、経営学部の 4学部で構成され、(中略)
新入生を対象としたMacintoshの無償譲渡は 平成4年度の開始以来、来年度で20年目を迎えます。この記念すべき年に画期的な情報モバイル端末である「iPad」が新たな教育ツールとして加わることになりました。


愛知県は大学の激戦区であることはこれまで何度か触れてきました。

愛知学院大学が名古屋城近く都心部への移転を検討 - TK独り言
愛知県は大学の激戦区です。

存亡をかけた戦いは首都圏よりも厳しいかもしれません。

基本的には、中部圏の学生をいかに集めるかが成否を握っているからです。

必然的に潜在的なパイが小さいことを意味します。

その割に大学が多いのが激戦の理由です。


名古屋商科大学は1953年開学のなかなか歴史ある大学です。
名古屋と言いながら実際は日進市という離れた場所にあります。


http://www.nucba.ac.jp/university/ranking/asahi.htmlなど、各種ランキングでも評価が高いようです。
私もざっとホームページを見ましたが、なかなかアピールの上手な大学だなーと思いました。
入学偏差値は相当低いですが、このような大学が今後生き残っていくのではないかとも思いました。


ですからiPadもその一環であり、一過性のアピールを狙っているのとは少し違うのかもしれません。
そのように思わせる名古屋商科大学侮れません。