新幹線330km/hとベトナム

http://www.asahi.com/national/update/1117/NGY200911160010.html
JR東海は16日、名古屋市で開いた「高速鉄道シンポジウム」に参加した
世界各国の政府関係者らを東海道新幹線に乗せ、
米原―京都間を最高時速332キロで試験運行した。
通常の最高時速より60キロ速く、
欧州の高速鉄道のTGV(仏)やICE(独)を上回る性能をアピールした。
 (後略)

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091208AT1D0705D07122009.html
東海旅客鉄道JR東海)は東海道新幹線の一部区間で、
営業時の最高速度を現在の時速270キロから330キロに引き上げることを検討する。
沿線への騒音や振動といった課題を解決し、2011年後半にも実現を目指す。
新幹線の性能が世界最高水準であることを営業ベースで証明し、
米国など海外への輸出交渉に弾みをつける。
時速330キロ走行は京都〜米原間の直線が
長い一部区間を対象に「のぞみ」の始発や終発に限った運行を想定。
最先端の車両である「N700系」を使い、前方に待機列車がなく、
性能を存分に発揮できる時間帯に導入する。


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新幹線の海外輸出は非常に有望と言われている。
安全性(ほぼ無事故)、正確性(運行管理技術)など世界一との呼び声は高い。
だが、導入には数千億円、数兆円単位のビジネスなので、政府レベルでの交渉が必要だ。
これが日本は苦手とされている。
援助と抱き合わせでの販売は、ヨーロッパの得意とするところ。
アメリカのマイクロソフトのIE抱き合わせ販売とかでは、独禁法でものすごい金額を要求するのにねー)
やはり民族レベルの違いなのかしら。(でも日本人の相手を尊重するやり方は好きです。)

インド、ベトナム、ブラジルなど新興国高速鉄道計画がある。
確かに、新興国はインフラが非常に脆弱だ。
インドの電車すごーくゆっくり走る。
2〜3時間の遅れは当然で、別に普通すぎて怒る人もいないが。

特に東南アジア地域では鉄道有望だ。
環境問題にもいいしね。
日本のビジネスとしても注目です。