内定率低下は大学生の実数が増えたから?

2010年2月11日日経新聞「厳寒就職前線(上)」より

昨年12月時点の大学生の就職内定率は73.1%と過去最も厳しかった2003年調査(04年春卒)を下回った。
過去に「就職氷河期」と言われたのは金融危機が深刻化した1995〜00年やITバブル後の03〜04年など。今回の就職環境は「以前ほどは厳しくない」(リクルートワークス研究所大久保幸夫所長)という。
求人数が減ったというだけでなく、大学卒業生の数がこの20年で大幅に増えたという側面がある。90年に約40万人だった大学卒業生の数は、大学数の増加にともなって増え続け、ここ数年は55万人前後で推移。しかも就職を希望する学生の数はほぼ一貫して増え続けている。今春の就職者の数は35万人程度と、バブル期の90年に比べても3万人程度多い計算だ。

最悪最悪といわれているが、分母(大学進学者数)が増えたから悪く見えるだけですね。
本質的には少子化が進んでますから金の卵であることは変わらないのではないでしょうか。
もっと自信を持ってどっしりしてほしいと思います。