格安航空 エア・アジア

2010年4月26日 日本経済新聞
第15回日経アジア賞 経済発展部門
マレーシア エア・アジアCEO トニー・フェルナンデス氏

  • 2001年経営難に陥っていたマレーシアのエア・アジアをわずか1リンギット(約28円)で買収。
  • 格安料金と積極的な路線拡張で急成長
  • 東南アジア最大の航空会社(乗客数2270万人/2009年)
  • 86の飛行機、136(18カ国・地域)の目的地、7000人の社員
  • 地盤とするアジアの興隆+格安価格で潜在需要の発掘
  • シンガポール〜クアラルンプール間シンガポール航空に比べ1割以下の場合もあり、バス利用者もターゲット
  • 機内サービスの簡素化、航空機の効率運用、インターネットでの直接販売でのコスト削減
  • 元は米音楽大手ワーナー・ミュージック東南アジア地域副社長。
  • 転進の契機は、滞在先のロンドンで英格安航空の番組を偶然見て「マレーシアでも同じことはできないか」
  • 大企業トップ然とした振る舞いを嫌う。
  • オフィスに個室はなく、大部屋に机があるだけ。移動は常に一人で、愛車の小型車を自ら運転する。
  • 「大企業に多いのは序列優先のピラミッド型組織。私が重視するのは(全員参加型の)平坦な組織だ」


私も東南アジア域内を移動するときに利用しています。
2、3時間のフライトに過剰なサービスは不要です。
日本の国内線に乗っているとき、もちろんキャビンアテンダントの方の振る舞いは気持ちがよいですが、その分が価格に転嫁されていると考えると過剰サービスだと感じています。
年内にエア・アジアはクアラルンプール〜羽田線を就航する予定。