外務省ページとイラン

各国の概況を知るのは外務省のページが良いですね。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/index.html
かなり使えます。
なので備忘録のためにも記載。

イランはイスラエルを承認していない。イランは、中東和平問題につき、全てのパレスチナ難民が帰還した上で、全ての当事者による国民投票(レファレンダム)を実施し、彼らが自らの運命を決めるべきとの立場。
2005年8月に就任したアフマディネジャード大統領は、故ホメイニ師の「イスラエルは地図上から抹消されるべき」との発言を繰り返し、国際社会から厳しい非難を浴びている。

など事実はしっかりと記載されている。

加えて、日本との関係も具体的に記載があるので重宝します。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol51/index.html
■イランの石油が支えた日本の成長
では、日本はイランとこれまでどのような関係を築いてきたのでしょうか。世界第2位の石油埋蔵量を誇るイランは、「イランの石油が日本の高度経済成長を支えた」と言われるほど、昔も今も日本にとってなくてはならない存在です。かつて、日本にとっての「最大の原油輸入国」がイランだったという事実が、それを物語っています(現在は3番目)。イランでは、今も石油が国営事業として経済の根幹をなしていますが、これに加えて、近年では天然ガス田の開発(天然ガスの埋蔵量世界第2位)や自動車産業の振興など、石油以外の取組も進められています。

■日本人にも通じるイラン人の「心」
日本人とイラン人には、意外な共通点もあります。イランでは、ゾロアスター教の文化習慣が色濃く残っているため、日常生活では、春分の日(毎年3月21日)に新しい年が始まる「ヒジュラ太陽暦」を使っています。3月20日の「年末」には、家族でペルシャ絨毯を洗って大掃除をし、「正月」は親戚の家に集まって新年の挨拶をしたり、子どもにお年玉やプレゼントをあげたりして過ごします。また、日本人が俳句や短歌を楽しむように、イラン人も幼い頃から詩に親しみ、普段の会話の中にも古典詩句をよく引用します。日本の書道によく似たペルシャ文字の「書道」も盛んです。ペルシャ語の会話では、「お疲れさまです」「お手を煩わせます」といった日本的な表現や、「ここは私が払います」「いやいや、ここは私が・・・」といったお約束のやりとりもあります(これらは「ターロフ文化」と呼ばれています)。「おもてなしの心」や「義理人情」「恩義」を大切にするところも、どこか日本人に通じるものがあり、日本のTVドラマ「おしん」はイラン人の琴線に触れて大ブームを巻き起こしました。