明言

世界で日用品を売るユニ・チャーム(私の履歴書)

日経新聞2009/3/30 私の履歴書(30) ユニチャーム会長 高原 慶一朗氏インドネシアの現地法人のマーケティング担当者が現地の工場で働いてくれている人たちに紙おむつの評価について聞いたが歯切れが悪い。「私たちはユニチャームの製品が高いので買えません」…

日本人の素敵さ〜普通の人のモラルの高さ

地域の魅力を伝えるCM動画を募集し表彰する「LOVE LOCAL:地元CMコンテスト」のグランプリ作品だそうです。 作品のコンセプトは「僕たちが生まれ育った町「多摩センター」なにもないような町だと思っていたけれど、そこは優しさにあふれている町でした。」だ…

疑わしきは説明する

刑事司法の鉄則「疑わしきは罰せず」政治倫理「疑わしきは説明する」企業法務「取締役は十分な調査と検討過程を経て決断したときは、たとえ結果に損出が出たとしても、会社に対する損害賠償責任を負わない。(経営判断の原則)」

60歳以上と20歳代の政府補助差額6635万円

2009年1月18日日経新聞「核心」日航は「あすの日本か」より改革に踏み切れない大きな原因に、中高年層の反発がある点でも、日航と日本は相違形である。日航では長年、中年社員が主導権を握る労働組合が業務効率化に非協力的で、退職者は高い年金の減額にぎり…

NewNormalとルソーの言葉、メメント・モリ

米国の経済関係者の間で、ニューノーマル(new normal)という新概念が流行している。「リーマンショックから立ち直った後の国際経済は、以前の経済とは別物になっている」という指摘を指す。このことは、アングロサクソンモデルの資本主義(後述)が終焉し…

日本の普通の人の能力

1月3日 日経新聞日本の強みは教育にある。企業も技術伝承や人材育成に手間を惜しまない。傑出した企業家が日本に絶えて久しいが、それは必ずしも人材不足を意味しない。日本の本来の競争力は、”普通の人”の能力の高さにある。若者が元気な国でなければ、挑戦…

「長寿」を誇れる国に

日経1月1日平均寿命が延びる日本。2つの見方ができる。世界がうらやむ長生き社会か、社会保険負担にあえぐ高齢社会か。表か裏か、明か暗か。答えは明らか―。長生きはいいことだ。10年後。65歳以上人口は今の23%から29%に上がる。追いかけるように韓国やシン…

二宮尊徳と経済

12月30日 日経新聞 春秋より人間の背丈の2倍もあろうかという石造りの門柱に、大きな漢字が刻まれている。左の柱は「経済門」、右は「道徳門」とある。二宮尊徳の教えを伝える静岡県掛川市の大日本報徳社は、訪れる人たちを自然と改まった気持ちにさせる。2…

孫正義の6分間

2009年12月25日 日経 会社研究「ソフトバンク」からの抜粋(前略)「15分しかかからなかった」。ソフトバンクが出資する中国のオークション・パシフィック・インタラクティブ(OPI)陳一舟最高経営責任者(CEO)は驚きを隠さない。大手交流サイトな…

サイゼリヤのモップ

面白い記事があったのでそのまま転記。12/21日経 経営の視点都心の店舗の時給は1200円前後で、ファミリーレストランとしては最高水準。時給引き下げは一度もなく、じわじわと上がっている。さぞ、客単価の高いレストランかと思いきや、その正体は500円未満の…